プール工事が始まった。
みんな流しちゃったらもったいない・・って、教頭先生がプランクトンネットを引いてきていた。
ミジンコがいっぱい。
いろんなヤゴもいる。
覗いていたら・・・「あれ??」 「魚じゃない?」
バケツの水を切って泳いでいる何かがいた。
水槽に移して確認。
写真に撮るために、ビーカーに移した。
コイツ。
こんな縦じまの魚は見ないよね。
あ、ところで、この縦じまは、正しくは 「 横じま 」 と言います。
魚を頭からつるしたときに縦になれば「縦じま」、横になれば「横じま」だそうです。
さて、この見慣れない子は誰なのか。
ネットでいろいろ検索。
どうやら、あの、ブラックバスと並んで評判の悪いブルーギルの稚魚らしい。
(今回調べてわかったけれど、ブルーギルってものすごくたくさん種類がある。)
そしてこの子はどうやってプールに入ったんだろうかと言う話になった。
プールは鍵がかかっているから、誰も入れない。
( 私たち教員は、職員室から鍵を持っていって入ることができるけどね。 )
大きなものなら、プールの周りのフェンスを越して投げ入れる事もできるけれど、こんなに小さな魚は無理。
プールに自由に行き来できるのは鳥だけ。
そして、カモとか、プールに泳ぎに来る鳥は結構いる。
この尻尾の傷、結構ひどい傷ですよ。
これ、鳥にかまれたときに出来た傷じゃあないかなあ。
鳥につかまって、呑み込まれた。
けど、プールまで来たときに何かの拍子に鳥が吐いてしまった。
死んでしまう前にちょうどプールに吐き出されて生き残った。
全長4cmの縞々魚。
現在の居場所はぷー家の出目金水槽。
ブルーギルでは放すわけにも行かないもの。
尻尾の傷もひどすぎるので、いつも薬の入っている出目金水槽に。
初日はびっくりして、隅っこに浮いていたけれど、今はぼおっと泳いでいます。
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