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おバカなプーたろう


2013年12月28日

赤道商売のウソ

理科教育のMLに入っています。
めったに投稿もしませんが、いろいろ情報をもらえるので重宝しています。

今回、冬休みでケニアに行っている先生が、「本当にあった!赤道商売」という投稿を現地から送って下さいました。

 

皆さんは『コリオリの力』というのをご存じでしょうか。
台風が北半球では左回りになり(数字の6の字の方向に廻り込む)、南半球では右回りになる理由が『コリオリの力』です。
赤道に近いほうが地球の自転による速度が速いことによっておこる渦を説明した力なのですが、
『だから、北半球では水道の栓を抜くと水の渦が左回りになり、南半球では右回りになる』
という話になると、これは全くのウソなのです。

ここに、その理由がきちんとわかるように書かれています
要は、コリオリの力は回転するものの半径と速さが大きいほど大きくなるが、洗面器ではその半径が小さすぎて、ほとんど無視できるということなのです。

 

ところが、この話(北半球と南半球で渦の向きが違う)はとても有名になってしまっていて、専門家でさえコリオリの力の例として挙げてしまうほどなのです。

 

 

そして、今回、当の赤道で、洗面器を持って、渦の左右を見せる商売人に本当に出会った!というのが、今回のケニアからの報告なのです。

赤道から南北に20mほど行くと、洗面器から流れ出る水の渦が逆になるのを見せるデモだそうです。
それで20ドルもとるそうです!
みんなが見るほど、この間違いは広く浸透しているということでしょう。

 

栓を抜くときに、手で回転のきっかけを作るのでしょうが、それはそれでなかなかのテクニックのようです。
わからないように回転を作るテクニックに20ドルが安いのか高いのか・・・。
ウソだと知って見るのも、また面白いのかもしれません。

 

 

 

(この動画のテクニックを見破ってくれた人がいました。
 水を入れる時に、栓の左や右に注いで水流を作っているのでした。)
ついでにAQUAの旦那 さまから頂いた南半球の台風の写真を。。